花が傷む理由

切り花は、花を切っている状態であり、放っておけば傷んでしまいます。水揚げなどをすることで長持ちをさせることができますが、そもそもどうして花が傷んでしまうのでしょうか。

大きな原因は、水が傷んでしまうことです。人の目では確認がしづらいですが、植物は切り口からアクが流れ出ており、水を汚しています。また、水中にはバクテリアが存在し、繁殖していることも原因です。バクテリアは、導管(茎などの水が通る管)内でも数を増やし、内部組織を破壊します。導管を詰まらせることで水の流れをせき止めてしまうそうです。茎の切り口から5センチまで繁殖することもあるそうで、小さな植物であればすぐに駄目になってしまいます。バクテリアだけではなく、茎を切るときに空気が入ってしまい導管を詰まらせることもあるそうです。また、置き場の環境によっても花の寿命を縮める原因になります。例えばエアコンなどが当たる場所は乾燥しやすく、水が乾きやすくなってしまいます。逆に湿度が高すぎる場合には、バクテリアが増殖しやすく、水が腐りやすくなります。直射日光は葉焼けなどを起こすこともあり、花に直接的なダメージを与えてしまいます。

花の傷みを防ぐためには、まずたっぷりとした水分を与えることです。持って帰ってきた花はすぐに水揚げをし、早めに生けます。同時に、使う物は清潔にすることを心掛けましょう。使用する花瓶などはしっかりと洗っておきます。溜めた水に、市販されている切り花の栄養剤や、殺菌剤を入れることで効果は上がります。置き場所はエアコンの風や直射日光が当たらない場所を選び、葉や茎にも霧吹きなどで水分を与えてあげましょう。咲き終わった花は他の花に影響を与えますので、早めに取り除きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です