生け花をやってみて

生花店に並ぶ、花々を生けてみたい気持ちは山々なのですが、私は、雑草を生けることで十分に、花々からパワーをもらっていると感じているので、生花店などに並ぶ花々は、フラワーアーティストや華道家などの先生方にお願いしたいと常々考えています。素敵な色とりどりの花瓶に、花々を生けてみたい気持ちは無くはないのですが、今の私には、峠の釜飯の陶器の器が、なんとなくしっくりくるのです。無理して、フラワーアーティストや華道家の先生たちのように背伸びをした生け花を生けるのではなく、日々の生活の中で、出逢った河川敷や道端の草花が、自宅に遊びに来てくれるような感覚で生け花を嗜んでおります。草花は、四季折々、様々な姿で私たちを楽しませてくれますが、私たちは、どのようにそのお礼をすれば良いのでしょうか?先日、ニュースの報道で、著しい私たちの経済成長が、深刻な環境破壊を招いているようなトピックを目にしました。シロツメ草の花言葉は、「幸福」や「幸運」、「約束」ですが、その想いを裏切ることで、「復讐」に変わると言われています。私たちは、自然や環境からの恵みや恩恵に甘えてばかりで、時として裏切り行為をしていないでしょうか?フィリピン沖で発見された、幼い鯨の屍骸から、プラスチック製品のゴミが40キログラムほど検出されたそうです。イカなどを好んで食す鯨が、誤って海中を浮遊する大量のビニール製品をイカと誤って飲み込んだ結果、鯨の子供に死を招いてしまったのではないかと、現在推測されています。私たちは、自然界からたくさんの「愛情」や「恩恵」を頂いているはずです。私自身も、川原の雑草を生けるだけで、草花から生きるパワーをもらっているような気がしています。そんな彼らからの「恩恵」を裏切るような生活を、人間がこれから先も続けるとしたならば、「恩恵」は、いつの日か「復讐」へと変わる日がくるのかもしれません。そんなことを考えた私は、草花を生けるために、雑草を探しに川原を歩く際、草花を頂く代わりといっては、何ですが、ゴミ拾いを行うことに決めました。私一人の小さな活動ですが、誰かの心に響くことを願っています。私の生け花チャレンジです。

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