ウェディングブーケの体験談

来年の6月に、専門学校の担任の先生が、結婚式を挙げるお祝いに、生徒全員で、ウェディングブーケをプレゼントする事にしました。フラワーアーティストらの作成した、ウェディングブーケを好みのデザインで注文をしてしまえば、先生へのお祝い企画は、そこで終了だったはずなのですが、クラスメイトのC子さんが、手作りブーケにしよう!と言い出したのをきっかけに、夏休みのウェディングブーケ作りのプロジェクトは開始されました。校外でクラスメイト30人のメンツで、行動を共にする事は、困難な事もある為、買出しや、企画全般をリードする役目として、選抜メンバー6人がクジ引きで決められました。6人の中には、当然、言い出しっぺのC子は、含まれているので、残り5人を決めるクジ引きめます。30人のうちの5人が、ブーケ作りの主な仕事を担う選抜メンバーです。6人に一人選ばれる形の、6分の1の確立となります。まさか当たらないであろうと、軽い気持ちでクジを引いてみたら、そのまさかの「当たり」でありました。以前から、C子さんがフラワーアーティストの先生の元に、フラワーアレンジメントを習いに通っていたのは聞いていたので、今回、先生のお祝いとして、ブーケをプレゼントしようと、C子さんが言い出した時には、なんとなく予想はしていましたが、選抜メンバーに選ばれてしまったこのくじ引きは、まぎれもなく「当たり」ではなく「ハズレ」であったと感じています。

自己表現

いけばなというのは、植物で自己表現していると言っても過言ではないでしょう。フラワーアーティストとして活躍する人の中には、驚くことに、空間全体を使った表現方法を持つ人もいるようです。これは、華道の技術のほかに、建築的な感覚やセンスというものが求められるものであり、繊細さはもちろん、型破りな大胆さというものを持ち合わせていないと成しえないものと言えるでしょう。空間全体に植物の装飾を施し、総合的に美しい空間を生み出すためには、そのスケールの分、自身の器というものが重要視されるのではないでしょうか。自己表現としていけばなを捉えた時、フラワーアーティストの想像力の原点と言えるのは、その人自身であると言え、育ってきた環境などによって、作風は大きく左右されると言えるでしょう。つまり、いけばなの作風自体も、年齢を重ね、経験を重ねるごとに変化していくものであると言えるでしょう。芸術は「才能」と思っている方も多いかもしれませんが、植物と向き合うことイコール自分自身に向き合うこととして考えられるのが「いけばな」といえるのではないでしょうか。花を愛で、より美しい姿を求めていく姿勢というのは、人間としての豊かさを育てていくことであると言えるのかもしれません。自身の生きてきたすべてを注いで「美しさ」を模索し、創作し続けるということは、あらゆる芸術の本質であるのではないでしょうか